行政書士をしていると、たまにびっくりすることがあります。
先日、新規建設業許可申請を依頼され、書類が整った時点で申請に行きました。
滞りなく、審査が進み、最終段階に入ったところ思わぬことを審査担当者から指摘されました・
「専任技術者の方がS社で登録されてますよ?」
正直、腰が抜けそうになりましたが、すぐに依頼者に確認したところ、理由が分かりました。
どうやら以前在籍していたS社の経営者が、退職した後も専任技術者の削除の届出を怠っていたようです。
退職して2年も経っているのに、ひどいですよね(泣)
もしかしたらS社は、その方を専技から抜いてしまうと、建設業許可の要件を満たすことができなかったのかもしれません。
しかし、これは明らかに建設業法違反です。
現在の会社で社会保険に加入していることも証明できるため、強硬に主張すれば、S社から強制的に抜いてもらうこともできるとは思います。とは言え、そうなると、S社が行政処分を食らうことになります。
ここは武士の情け…。とりあえず専技になる方に、S社にコンタクトをとってもらい、専技の変更届出を出すように依頼してもらうしかありません。
いったいどうなりますことやら。
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